2010年2月7日日曜日

結膜が痛い 上

3歳の娘を持つ10年来の友人は、ここ2年あまりでipod発売後のアップル社の売上高の急カーブを描くような勢いでアニメにハマりだした

毎晩、睡眠時間を削ってまで、しこたま録画しているアニメをコツコツと見ている その背中を見て奥さんは呆れて連続舌打ち100万回というのはしかないのかもしれない

そんな彼はサービス業、しかも責任者であるため多忙で好きな日に休日をとることはままならない  しかし一ヶ月前から着々とシフト調整に励んだ結果、2月6日の休みをおさえることが叶ったのであった

とうぜん奥さんとかは誘えるべくもなく、また一人で行くと喜怒哀楽をリアルで共有できないこともあるのだろう、チケット代金まで出してくれた小生は2本の映画を一緒に見に行くこととなった 


”涼宮ハルヒの消失”と”魔法少女リリカルなのは”

前者に関しては相当話題になったことから深くは知らないがついていけるレベル、だが後者は全く無知で誘われなければ一生見ることはない作品だった


ハルヒに関してはコミック10巻まで読むようにオーダーされたので漫画喫茶等を利用して少しずつ読んだが、なのはについては別に何も見なくていいよと言われたので従うことに


ハルヒが上映されている梅田ブルク7(441席+4席(車椅子席))に集合したのは朝6時(公開は8時過ぎ)・・・となりのリクルートが入るビルまで延々と行列が・・・少し時間が経過したあたりでスタッフの方が整列を促した・・・

300人ぐらいだろうか 男率90%強 10代後半から20代後半ぐらいがほとんどだと思う 中にポツリポツリ、団塊、団塊ジュニアも混じっているといったかんじ

気温1度、しゃべることで寒さをまぎらわしながらわかった事は去年放映した第2シーズンがすこぶる評判が悪かったらしくDVDが投げ売りされたとかで今回の映画はそんなに人気しないのではないかということだった 全体の意見では決してないだろうけど・・・


・・・列に並んでいたとき、コンタクト(ソフト)の洗浄があまかったのか、目がゴロゴロして気になってきたが そのうち自然に治るだろうとたかをくくっていた


整理券が配布され入場できたのは7時ぐらい この場にいるファンが熱気を共有することで高揚感を得られる”お祭り”であるのだなぁと思うとともにジブリやワンピースとは違いチビッ子の入るスキマのないマイノリティな世界でジャニーズのオリキのような”支える”という気持ちのようなものがリピーターが生まれる要因かもしれない(実際に回数に見合う特典もあるらしい)と思った



原作を見ていない方はまったくついて行けないストーリーで敷居の高さを感じるものの、せつないトーンと美しい普遍的なテーマはファンならずとも魅せられるのではないかとも思う 友人によるとほぼ原作のノベルに忠実だそうだ 


3時間弱という尺が流石に長かったのかトイレに行くか行かないかで悩むに悩んだ末いきなり立ち上がったとなりの兄ちゃんは確実にコーラのLサイズを飲んだことを後悔しただろう 長尺見るときは飲み物は要注意だ

小生と友人は映画が終わるなり非常階段をダッシュで駆け下りた

なぜなら20分後に別の映画館で次の作品を見るためだ

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