2010年12月27日月曜日

雑記(今年もあと五日)

12/27補足

24日にミステリーゾーン7号が届いた。 ”平和の園”というエピソードで俳優さん(エキストラ)が演出上の設定でフラッシュモブのごとく静止しているんだけど予算の都合(フィルム)なのか思い切り瞬きしている人が映ったまま。今だったら確実にNGだが、ファンなので暖かい気持ちで目をつぶる。冷戦時代、ハリウッドで起きた共産主義への非難(マッカーシズム)に対する問題提議といえる名作エピソード”疑惑”も収録されている。


















今回から包装がブリスターパックのような樹脂から段ボールへ変更された。(コストの面もあるだろうが冊子と切り離す手間がなくなって改善されたと思う)8号は1/25日発売


クリスマスの写真 東レ大阪本社ビル、去年はスキーをしているデザインだった、こういうのを見るとマイケル・アイアンサイド主演のホラー”面会時間”のポスターを思い出す。

















それほど盛り上がりを見せないPlexshopの地デジチューナー 転売ではなく親と自分の為に購入 恐らく購入した大半の方はWindows 7メディアセンター用途ではなくbondriverでのTVTEST&TVROCK等で利用されているようだ。アイオーのGV-MC7/XSとか買えよとか言われそうだが、2+2(地デジ+BS・CS)のクワッドチューナーでこの価格を実現してメディアセンターで使えるのは他にない。














感度がよくないというのを聞いていたので一応、押し入れから引っ張りだしてきたブースター(アッテネータとしても使用可)


















DSP版7Home Premium 64bitを2TBのHDDと共に購入。


















本日の有馬 ありがとうトゥザグローリー。競馬大好きの友、券王様から一言「力士と同じで、もはや騎手も外国人1、2、3かぁ」

2010年12月23日木曜日

雑記(師走)

1/14 誤記修正

17日 箕面109シネマズ(IMAX3D)レイトショーにて”トロン・レガシー”鑑賞。初日ということもあり70名ほど20代〜40代、メインは友達同士といった感じ。

隣に座る20代男性の”おおぉ”と言うどよめきを聴いたのはオープニング。ディズニーのシンボル、シンデレラ城がコンピュータの内部世界のデザインと共通であまりに美麗だったのだ。

”失踪した親父を探す息子の話” 最先端のCGとダフトパンクの音楽に支えられた最強の続編?のはずなのに観ていてワクワクしないのはなぜだろう。ファミコンしか触ったことのなかった83年頃に観たトロンは映像そのものが衝撃的でストーリーは二の次だったような気がする。ネットワークが張り巡らされ、つぶやいたことまで事件になる現在、プログラムの擬人化がいささか滑稽に感じてしまうのは、あと100年経ってもトロンの世界が現実味をおびないんじゃないだろうかという確信のようなものがあるからかもしれない(古典映画メトロポリスの世界のように)。

ドラマ"The O.C."に出ていたライブハウスで働くロック姉さん、オリヴィア・ワイルドばかり目で追っていたような気がする。



21日 関西ではテアトル梅田のみの公開”キックアス”鑑賞 火曜日はサービスデイ”メンズデイ=男性1000円、96席満席、両サイドと後ろに20名ほどが立ち見(両サイドの方は地面に座る) 
上映終了日までに3回見ればクロエ・グレース・モレッツ サイン入りフィギュアやパンフレット等が抽選で当たるキャンペーンなどもやっていた。

小生の観た(観た映画の数は知れているが)ヒーローコメディものでは1位


シーンのつなぎ方、セリフまわし、どうでもいい見えないようなところまで整合性をつけている緻密さは日本人にもウケそう。ここまで丁寧にストーリーが進むのはあまり観たことがない。シリアスなバットマンやスパイダーマンにも引けを取らないドラマ性も兼ね備えている。ヒットガールが可愛いというとロリコン扱いされそうだが、単純にアクションのキレが良く観ていて爽快感がある。

R15+だけあり残酷描写は多く情操教育にはとてもよろしくない。

正義のヒーローに憧れるサエない主人公、対比で描かれるヒットガールはある意味ビッグダディの復讐の道具。コメディゆえ明るく、しかしシリアスに話がサクサク進む。(決して雑でなく)  ”28日後...”や”サンシャイン2057”のジョン・マーフィのサウンドトラックが使われていて場の盛り上げ方もニヤリとするところが多い。

ヒットガールが”夕陽のガンマン荒野の用心棒”の曲をバックに敵のアジトにのりこむシーンとキックアスの活躍はコメディということを忘れて胸がスッとする後世にも残る名シーンのひとつになりそう。(決して大げさではなく)

2012年公開の”Kick-Ass2:Balls to the Wall"もマシュー・ヴォーン監督が担当。来年の”Xmen: First Class”は映画館に行くつもりがなかったが、これを観て行くことに決定。

2010年12月17日金曜日

雑記(KAGEROU)

友人からの電話でKAGEROUの話が出たので、気になって横断検索してみた。

大阪府内の図書館を横断検索できる大阪府Web-OPAC横断検索

早速、全図書館を選択。絞り込むために著者名の欄に”齋藤 智裕”と入力し検索開始。
















なぜか、ひらパーで有名な人口40万の枚方市(ひらかたし)のみヒット













14冊蔵書、183件予約が・・・さすがに話題作だけのことはある、図書館で読もうとすると4ヶ月以上先になりそう。

書籍に対してお金を惜しむというと以前、知り合いが立ち読みをする際、どこまでよんだかわからなくなるので、頁を携帯電話のメモに記す(しおりメモ)というのを聞いたことがある。そして5件ぐらいの本屋をローテーションするそうだ。買えよ!バカといいたいところだが、財布の中身を見ると・・・。小生も立ち読み部隊の隊員なのだが、欲しい本はできるかぎり買うようにしている。そのうち新書も試し読みの一冊を除いてPP(ポリプロピレンひも)で亀甲縛り?される日がくるのかも(それはないか)。

2010年12月16日木曜日

雑記(楽天レンタル10円再び!)

12/17 文修正

15日〜3日間 再び楽天レンタル10円!シリーズものを一気に借りるチャンス、さすがにアクセスが集中しているのか繫がりにくい。

楽天ツールバーをインストールして検索をすると少しずつポイントが貯まっていく(毎日コツコツすると一ヶ月で200ポイント(円)くらいは簡単に貯めれる)それをレンタルに使えるのも楽天レンタルの魅力だ。

生活必需品を1円でも安く抑えたい衝動は、既に趣味や嗜好品の範疇にまで拡大している昨今、キャンペーンとはいえ20本借りた場合、送料込みで一本60円というのは思考を停止するぐらいの破壊力を持つ。


さて楽天レンタルは価格面で圧倒的にアドバンテージがあるが、レンタル業界最大手ツタヤにしかないものもある。例えば人気の発掘良品シリーズの第4弾”LAコンフィデンシャル”、”夕陽のギャングたち”、”蜘蛛女”、”絞殺魔”は初レンタル化されツタヤでしか借りることはできない。ツタヤのロゴがパッケージにあるのでわかりやすい。

ではツタヤがわざわざセル版と別にレンタル版を用意したのであろうか?

”夕陽のギャングたち”の盤面



















MG-16701-1 、無許可レンタル不可、そして2009FOX Home Useの3点の表記 から2003年の完全版、2004年の英語・特別版とは違うアルティメット・エディション(2枚組)の1枚目であることがわかる。(セル版を持っている人に確認済)

ディスク中央に”レンタル専用”の文字を後から重ねて印字(レタリングのように)している。つまりセル版をレンタルとしてカスタム(パッケージにロゴ、盤面印字によるコスト圧縮)して貸してくれていることになる。

セルオンリーでなかなか観ることの叶わなかった名作を小遣いの少ないサラリーマンも借りれるチャンス! 販売元がセルに限定している作品に対しレンタル許諾した場合はメーカー名をチェックしておいた方が良いかもしれない。自分の借りたい作品のレンタル許諾の可能性についての判断材料となるやも知れないからだ。ただし気になるのはスクリーン誌とのコラボ本に全89作との表記が・・・発掘良品はいったん打ち切りなのかな?。


(本社が)今年75周年の20世紀フォックス・ホーム・エンターテインメントジャパン㈱とツタヤのコラボは強力。今なら店頭でポスターまでもらえる(8択)。

2010年12月15日水曜日

雑記(ホットケーキ)

ホットケーキといえばこのパッケージがあまりにも有名
復刻堂のこのドリンクはミルクセーキ



















現在、森永のホットケーキミックスのサイトでは既に喋るということに我々も免疫がついているノッポさんからのメッセージが閲覧可(ゴン太くんが全くフィーチャーされていないのは彦根の人気ゆるキャラ的なことではなく単独のオファーだったのだと推測)トレードマークである緑色のチューリップハット(親子ペア)がプレゼント(可愛らしくアレンジされている)。

できないですが、できるかなのDVDBOX第2弾の特典が万が一にもあるなら、より忠実なチューリップハットがいいかもしれません。でないとゲームセンター嵐DVDBOXの特典Tシャツ並みにクレームがつくかも。パッケージはダイナミックなデザインでカッコイイ。 



コンテンツの焼き方動画を見るとパッケージのようにキレイに焼くにはやはりホットプレートが一番適しているように思う。材料をかき混ぜすぎないこと、30cm上から落とす等のポイントは動画で見るとわかりやすい。
脳トレの川島教授とのコンテンツも充実しているが、ノッポさんのおちびちゃんとの付き合い方教室(月1更新で16ヶ月)はモンスターペアレント問題が叫ばれるなか高見ノッポ氏の凛とした優しさのひかるコメントは冬場に読むと暖まる。

2010年12月13日月曜日

雑記(予約)

12/13 金額訂正(メールより)画像誤字再修正  

epgrecのおかげで年末の番組を録画しまくり状態(チラ見して興味あれば保存、なければ削除)。特に今月4日からはじまっているBSベストオブベストは見逃したドキュメンタリーをオンデマンド以外でもう一度見れる機会とあり前々から楽しみにしていた。しかしハードディスクの空き容量(現在2TB)が心配。

サイキッカー向けの番組”四次元クラブ”(18日28日から3夜連続)は忘れそうなのでepgrecの自動録画キーワードに入れる(高精細の画面で見たい一心から容量のことは考えずFullTS選択)














番組表はコマンドであるgetepg (手動ではphp getepg.php)を /etc/cron.d/ 以下にコピーしているので自動で取得するはずなのに、2日前になっても番組表に番組がない状態もたまにあった(取得できなかったことは無い。)至極当然だけど番組表の取得先であるontvjapanのサイトになんらかのトラブルが発生すればepgrecも機能しないのかと思うと(そんなことはないのだろうけれど)epgデータ取得先は録画サーバーとしての肝であるなと。

現在、19日23時まで番組表が取得されている(下画像大きいので注意)









今月中旬は例のものが遂に発売! ためらいもなく既に予約済。

すでに発売されている外付タイプPX−S3Uと違うのか、写真ではASIE5606チップによるEncryptionのようだけれど・・・?

PX-W3PE(限定100台!)

金額に間違いがありました


18,800円(税込)

1月11日までセール特別5%オフ −895円
送料(大阪)            800円
代引手数料             700円
商品単価            17905円

購入価格合計          18510円

消費税               925円

支払合計            19,435円            


販売するのは9月クレカ情報流出で今だユーザーからは信頼を回復しえないユニットコム(フェイス、ツートップ、パソコン工房)

それゆえではないだろうが、この販売予約に関してはすべて代引きとなっている。

数量に関しては1人1台とは書いていないが、0か1しか選択できないのを見ると転売厨対策だろうか。Windows7MediaCenter 64bitでの使用を念頭においているので1台は確保したい。

シリコンチューナー(チップにより画質ピンキリなので?)、カードリーダー実装、そしてPCI Express x1 ロープロファイル仕様これだけですでに麻雀で例えると三倍満(TS抜で役満だが・・)


アングラPC系月刊誌の一角(晋遊舎iP!、にゅーあきばネトラン)の一つインフォレストのPCGIGAが最終号(休刊) もし休刊していなかったら、当キャプチャカードは確実にレビューされていただろう

ヤフオクでは現在、赤いPT1DECULTURE(普通に使えるそうだが、持っていないため不明)が大量(20台以上)に出品されており16,000円即決価格となっていた。

2010年12月10日金曜日

S1300の消耗品

12/10 画像設定修正 12/17 文修正

S1300の消耗品は現行ScanSnapシリーズでは一番安価(上位機種のS1500だと+約1000円)。消耗品に関してメーカーは1年ごとの交換かそれぞれの交換目安に従うようにマニュアルにも管理画面にも記載されている。限界値を求めるべくパッドはボロボロに裂けるまで使おうと思っている(故障上等スタイル)








カバーをオープン ピックアップローラ部を覆うフタをとる














赤丸が原稿を搬送するピックアップローラ 黄色がパッド


40年前の本(400p)を30冊ぐらいしたからか、擦れて変色しているパッドユニット


交換目安である1万枚を2万5千枚以上オーバー。原稿を分離するためのユニットなので複数枚を一度に送るエラーの主な要因はこれの摩耗であるといえるだろう。現在、50枚に一回くらいの頻度でエラーが発生する程度なので我慢している(ただし買ってはじめてスキャンしたときも2枚一度に紙送りするエラーが発生した。このことから紙質や引っ付いる状態なども重送の原因ではないかと思われる)

10枚に1回の重送エラーで交換しようかなぁ それともニュー○ランスのスニーカーM1300(同じ1300つながり。だけど価格はスニーカーの方が高い)のソール部ENCAPと同じようにボロボロに崩壊するまで使おうかなぁ








2010年12月9日木曜日

雑記(今年一番役に立った周辺機器)

今年、PCの周辺機器で一番利用したScanSnap。ページスキャナ購入時、キャノンと一瞬迷ったが、長年の信頼とシェア世界一のPFUがいいという人の意見を聞き決断。ノウハウがつまっているのか、今のところトラブルなし。紙質や紙どうしの引っ付き具合で重送(二枚いっぺんに紙送りしてしまう)は発生するも許容範囲内。













99年から10年目の2009年1月に休刊した"CAD&CG" 表紙・背表紙は厚いのでフラットベッドタイプでないとScanSnapが故障しそうなので、別途まとめていたものの一部。





















今日、R4の話をする中学生たちの会話が耳にはいった「京都でこの話はやめようや」というのを聞き、犯罪意識はあるが知らないフリを徹底するという病巣を感じ我が身も正す思いに至る。南無三南無三 

2010年12月8日水曜日

雑記(やっと・・・)

googleサイトにjsやcssを設置せずにlightboxの効果をだすにはどういったコードを入れればいいかわからずあきらめていた・・・




















Bloggerの為のLightbox Image Viewer

本当にありがたい。

2010年12月7日火曜日

雑記(中津の朝挽き焼き鳥屋)

友人の隊長オススメ 店名は”萬拾屋 中津店”(チェーン)






大きな地図で見る

特に美味しかったのが隊長オススメ”玉ひも”125円(税込131円/1人前) 写真は2人前


















胸軟骨(形状から薬研軟骨=ヤゲンナンコツ、カッパ等の呼び名が通称だそう)ですが、メニューには”通天閣”となっている。言われてみればなんとなく通天閣かも(価格は”玉ひも”と同一、写真は2人前)。
















塔全体の形状から名古屋や札幌だったら”テレビ塔”?


















有名な?10円のとりすーぷ 締めで飲むのは スープ>お茶 だと思った。




















来週18日から東京はシネセゾン、大阪はテアトル梅田で公開の”キック・アス”。テアトル梅田では前売りがなく、当日券で観ることになりそう。アメリカでは既にBlu-rayが発売中(4月公開) 予告編を観た時から絶対に行こうと思っていた作品(予告が一番面白いということにならないように願う)

2010年12月5日日曜日

映画専門の古書 駒鳥文庫

夕方、天満橋から徒歩10分程の場所にある映画関連の古書専門店へ。場所はホームページ参考 ネット販売もされている。


















12:00〜19:00 月曜休み その他不定休
店主のこだわりが感じられる店内。映画に関する古書のストックも懐かしいものから専門書まで幅が広い。


















現在SF小説のフェア中、残り一週間程で終了?(ハヤカワ文庫他)ヴォネガットやハインライン、ラリイ・ニーヴン他 掘り出しものもあり。 


















肌触りの良いパラフィン紙のカバーが古書店ならでは。


















古書店マップ(関大の社会的信頼システム創生センター監修)というのがあるくらい、天神橋筋・中崎町界隈は多くの古書店がある。休日、本を探しながら散歩をするのもいい。


















包装もおしゃれ。本の選定もさることながら細部のインテリアにもこだわった店内は見るべきものが多い。ヒッチコック関係で評価の高いドナルド・スポトー氏の本を購入。

2010年12月4日土曜日

雑記(風の便り)

12/17 文修正

急速に発達した低気圧の影響で大阪でも突風が吹き荒れた。

朝7時半頃の箕面滝(先週の写真)。年間200万人が訪れるといわれる。運動不足解消の為だろう、多くの方が滝までウォーキングしている(箕面駅から40〜50分)。景色を眺めながらなので、ゆるい傾斜もあまり気にならない。寒いからか猿の姿は見えない。



















今週は楽しみにしているミステリーゾーンが届いた。



















いずれ特典で”ふくろうの河”とか入らないかなぁと欲深いことを考えている。

発行しているイギリスのイーグルモスはデアゴスティーニのような”パートワーク”形式の出版社。

現在英語圏(欧州)での展開はDCコミックやマーヴルのフィギュア、ロードオブザリングのキャラのチェス、”バフィー〜恋する十字架〜”のスピンオフ”エンジェル”のDVD、日本ではデアゴスティーニが出版している天体模型シリーズ、ハローキティ柄のコスメ、アガサ・クリスティーのフィルムコレクション、フランスのコメディアン(ファントマシリーズで有名)ルイ・ド・フュネスさんの映画コレクション、第二次世界大戦時のイギリスの新聞デイリーテレグラフなど。遊戯王デュエルモンスターズGXのガイドブックまで取り扱っている。















電話で発売元ILMに問い合わせた際、12月にvol.7が配布されるだろうとのことだったが(こちらの聞き間違いかもしれないけど)・・・本には2010年12月28日発行  2010.12.14・28合併号と表記されている。次号は年末にあるのか、それとも来年だろう自然にまかせるとしよう。

2010年12月2日木曜日

雑記(大人の科学vol.30号)

2006年南アBMWのCM




その後、世界まる見え!テレビ特捜部で取り上げられたのをきっかけにテオ・ヤンセン氏の名前は日本でも広く知れわたっている。昨年は日比谷パティオ、今年は9日から日本科学未来館で企画展が開かれる。(馴染みの英語へ再和訳されビーチアニマルとして紹介)

ストランドビーストと呼ばれる風力で動く生命体は、”聖なる数”(試行錯誤or計算の末つくりだした一番流麗な動きの黄金比?)に基づいてつくられているそう。知り合いのおばちゃんは動いているのを見て「なに?これ気持ち悪い」という素朴かつ正直なコメントを発したのを聞き、かに道楽の蟹やくいだおれ太郎が30体つながって手足が動いたりしても芸術とはなりえず、”ストランドビースト”という名前の響きと巨大な虫っぽい造形がこれを芸術たらしめているのだと思った。

動画サイトでも多数のストランドビーストクローンを見ることができるが、その多くは電動タイプであって高いモーター音が独特な動きをさらに虫っぽくさせていてやや興がさめてしまう。やはり風力で静かに歩かないとヤンセン氏の意に沿わないような気がする。

それを今回、ダヴィンチのヘリコプターを飛ぶように改良するなど一部熱狂的読者を生んでいる学研の”大人の科学”が次号でミニサイズのビーストをフューチャー。欲しい。そして大きいサイズにつくりなおしたい。

昔、公園のジャングルジムが深夜に歩きだすというのを何かの本で見たが、浜辺を歩く巨大な”ストランドビースト”もどこか幻想的で魅了される。

2010年12月1日水曜日

雑記(最近見た映画)

近所のツタヤが先週閉店。直線距離で600m先に進出してきたゲオ(100円上等)による減益がひびいたのだろうか。邦画が充実している店舗だった。



















来月中旬TUTAYA店頭で販売される”発掘良品”全80作品掲載のガイドブックは購入する予定でいる。70年代〜80年代の洋画をサルベージする”発掘良品”は全体として店舗の売り上げにどれほど貢献しているのか不明だが、30代以降へのアピールとしては成功しているような気がする。店内の当該コーナーにいると30代〜50代の男性が多いようだ(夜8時〜9時 20人程がコーナーをチェックして、うち借りたのは2人)。レビューで高評価の作品は安心感もあり、2000年以降の映画への影響もかいまみれるので興味深い。



先週、西宮のTOHOシネマズで”ライトスタッフ”を鑑賞。

世界で初めて正式に音速を超えたテストパイロット、チャック・イエーガーとソ連に先を越されたアメリカの威信をかけたマーキュリー計画。それに参加した男達の物語。

孤高とは何か。心から尊敬できる人がいることで自身も成長できるという二つのポイントがこの映画の魅力のような気がする。

終盤デニス・クエイドがインタビューを受けるシーンで脳裏によぎったのは、この映画の3年後に公開される”王立宇宙軍”を企画した岡田斗司夫氏がかつてGyaoのひとり夜話で語った熱いレビューだった。


どうでもいい話だが、未DVD化「デッドマンズ・カーブ」で警備員がクスリをやってる学生を注意する際のセリフ「ハイになってチャック・イエーガー気取り(自分がテストパイロットになったつもり)で崖から飛び降りたら俺が困るからやめろ」云々。98年の映画だが、太田直子氏の訳ではチャック・イエーガーの文字は一文字も拾われていない。日米の彼の知名度の差はかなり大きいのか?とも思えるし単に字数の問題かもしれないけれど個人的にはかなり印象に残っているセリフである。


午前十時の映画祭”は大好きな作品をフィルムでそれも大画面&大音響で鑑賞できるということが年金生活に入った団塊の世代や高齢者の方を中心にウケており、来年2月5日より全国50劇場で今迄の50本(2001年宇宙の旅、バベットの晩餐会→ジュリア、ストリート・オブ・ファイヤー へと変更)+ 新たにセレクトされた50本が順次公開されることになっている。

新たに追加された中から一番観たいのは”ヤング・ゼネレーション”とブルーレイが発売されたばかりの”バック・トゥ・ザ・フューチャー”だろうか。

80年代生まれの知人が昔スターウォーズをリアルタイムで観たかったと言っていたが当時のお祭りのような雰囲気を体感したいという願いは決して叶えられない。でも「映画館でフェイバリットを複数人もしくは1人で浸って観る」を実現できるのはシネコンならではのアイデアと思われ感心させられた。