2010年10月24日日曜日

雑記(映画:覚え書き その3)

20年以上前の文藝春秋発行の映画単行本向けのアンケート このアンケートの2年前に日本推理サスペンス大賞を受賞(「魔術はささやく」)されていた今や日本を代表する人気作家 宮部みゆき氏のベスト10(当時30歳)

感想を一言の欄には”ヒッチコックもB・ワイルダーやC・ガブラス、O・ウェルズも(H・ホークス、R・アルドリッチ、D・シーゲルなどアクション派も)省いてベスト10を考えました。10本にしぼるのは至難の業です。好きな監督 1.A・ヒッチコック 2.H・G・クルーゾー 3.コスタ・ガブラス


10:告白 (仏/伊 69年)                     
09:十二人の怒れる男 (米 57年)     デ ぽ D M 楽 ゲ
08:サブウェイ・パニック (米 74年)   デ ぽ D   楽 ゲ
07:新・黄金の七人=7×7(伊 68年)        
06:激突! (米 71年)          デ ぽ D   楽 ゲ
05:チェンジリング (カナダ 79年)  
04:未知への飛行 (米 64年)       デ ぽ D M   ゲ
03:3人の逃亡者 (米 88年)       デ ぽ D M 楽 ゲ
01:恐怖の報酬 (仏 52年)        デ ぽ D M 楽 ゲ
01:テキサスの五人の仲間 (米 65年)   


※年は製作年 デ=ディスカス ぽ=ぽすれん D=DMM M=ムーブプラス(現時点在庫なしは、在庫なしとする) 楽=楽天 ゲ=ゲオ

『文春文庫ミステリー・サスペンス 洋画ベスト150』文藝春秋発行、1991年9月、213頁 より 原文まま 尚、”恐怖”と”テキサス”は1位タイということか、誤植か不明

20年前のデータです。東野圭吾氏(当時33歳)は”テキサス・・・”について=スリリングで感動的なストーリーが、ラストのどんでん返しで全く違う色に変わるのが、何とも痛快。米国公開版の原題は『小さな婦人の大きな手』だ邦題に伏線がある。原題は”A Big Hand for the Little Lady"だが本書では輸出版(日本公開版)のタイトルに従った。




”告白”というと最近の邦画を思い出しますが、こちらは81年のデ・ニーロ主演の告白でもなくチェコで実際にあったスランスキー事件を描いた原作の映画化。

”黄金の七人”のシリーズは一部で人気がありBOXが発売されている。レンタルはなぜかシリーズ三作目の”7×7”がレンタルできない。単品販売あり。

”チェンジリング”は未DVD化。C・イーストウッド監督のではなく比較的マイナーなホラー/ミステリー作品。

現在、”テキサス・・・”は国内でDVD化されておらず、VHSが高騰(アマゾンで1万円超)。

ツタヤの”発掘良品”の棚にツタヤのパワーで”テキサス”が並ぶことを待ちたいと思います。

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