2010年10月20日水曜日

雑記(映画:覚え書き つづき)

20年以上前の文藝春秋発行の映画単行本向けのアンケート 寡作ながら熱狂的なファンも多い日本のハードボイルドの雄、原尞氏のベスト10

感想を一言の欄には”最も好きな映画は「狼は天使の匂い」これを挙げるためにアンケートにお答えした。この作品は、映画の構成要素のどれにも偏らず、最も映画らしい映画としか言いようがない。最愛の作品”。好きな監督はルネ・クレマン。


10:十二人の怒れる男 (米 57年)     デ ぽ D M 楽
09:さらば友よ (仏 68年)        
08:日曜日には鼠を殺せ (米 64年)    デ ぽ D   楽
07:影の軍隊 (仏 69年)         デ ぽ    
06:必死の逃亡者 (米 55年)       デ ぽ D   楽
05:死刑台のエレベーター (仏 57年)   
04:マルタの鷹 (米 41年)        デ ぽ D M 楽
03:恐怖の報酬 (仏 52年)        デ ぽ D M 楽
02:第三の男 (英 49年)         デ ぽ D M 楽
01:太陽がいっぱい (仏/伊 60年)    デ ぽ D   楽

狼は天使の匂い (仏/米 72年)

※年は製作年 デ=ディスカス ぽ=ぽすれん D=DMM M=ムーブプラス(現時点在庫なしは、在庫なしとする) 楽=楽天

『文春文庫ミステリー・サスペンス 洋画ベスト150』文藝春秋発行、1991年9月、343頁 より 原文まま 尚”恐怖の報酬”製作年は52年表記と53年表記あり

20年前のデータです。ハードボイルドの古典ダシール・ハメットの”マルタの鷹”を氏がセレクトしているのが興味深い。

氏のイチオシの”狼は・・”はセルオンリーですが、アマゾンで4,118円と買い求めやすい。死刑台のエレベーターは現時点で楽天レンタルは事故→メーカー欠品となっている。マルタの鷹 特別版は44分(ドキュメンタリー、予告)の映像特典付 ”さらば友よ”はジェネオン・ユニバーサルから1500円で発売(2010/5/12)

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