42歳、競馬暦24年の友達がいる 彼が見るTVの9割はグリーン・チャンネル
壁にはJRAのポスターがところ狭しと貼られており、馬のことだけで10時間以上会話が成立する
血統・脚質・距離適正を中心に過去のレースデータがほぼ頭の中にあり、
アウトプットはグーグルの検索エンジンを上回る
回収率やら的中率というスケールよりも、結構当たっているやら勝っているという事実が彼の会社の同僚をして”券王”というニックネームをつけさせたのだと思う
居酒屋で焼酎を飲みながら聞いた
あなたにとって競馬とはなんですか?という問いに
低いバリトン声で「世界一短い推理小説だ」と答えてくれた
犯人を知る手がかりは必ず、競馬エイトの中にあると自信たっぷりだ
修行が足りない小生は、手がかりがつかめずなかなか犯人がわからない
たまりかねて犯人を券王に聞くと「推理することを楽しめ」
なかなか教えてくれないのだ
でも優しい券王はきまぐれに犯人を教えてくれる
(やったー当たった!)
でも何か変だ
推理小説との決定的な違い
それは「こいつが犯人だ!といわれてもいまいちピンとこないところだ」
犯人は大切なものを盗んでいきました
返信削除・・・あなたの財布の中身です(キリッ