2011年1月28日金曜日

グローバル・ビジョンとベイビーズ

今監督の”妄想代理人”や”機動警察パトレイバー”などのアニメや数多くの洋画の配給、日本語吹き替え業で、その名を轟かす東北新社製作の番組”グローバル・ビジョン”が好きで良く撮りだめしてはちょこちょこ見ている。通称QVC放送ともいわれるTwellv(トゥエルビ BS12)で放送中。世界の○○○といったわかりやすいテーマで世界の慣習や生き方の違いを一歩引いたやさしい目線で語られるドキュメンタリー。

世界の人々の暮らしや文化を並列に観ることで、固定観念のようなものを国内にいても少しだけ外せるような気にさせてくれるところがいい。1時間おなじ国を旅する番組もいいが、ザッピングのように10分ほどで他の国に切り替わり、また戻ってくるようなつくり方は新鮮でもある。

同じようにワンテーマで比較する”Babies”という世界の赤ちゃん=新生児(ナミビア/モンゴル/日本/アメリカ)の育児環境を扱ったフランス映画が昨年アメリカで”アイアンマン2”と同時期(5月頃)にヒットしていた。映画で使われた言葉は英語、日本語、モンゴル語。製作会社のフォーカス・フィーチャーズは”ブロークバックマウンテン”や”ロスト・イン・トランスレーション”最近では”コララインとボタンの魔女”で有名なところ。検索したけど、この映画”Babies”は未だ日本で上映されていないような気が・・・。食べ物の現場を語ったドキュメンタリー”いのちの食べ方”もDVD発売までかなりの時間を要したが、今回もかなり待たされるのであろうか・・・Babiesは別に言葉がわからなくてもわかる全世界共通の内容なので輸入版でもいいかもしれない。ストーリーがないため退屈という辛辣な意見も一部であるようだが、ほとんどは好意的な意見が多くレビューサイトでも評価は高い。(Rotten Tomatoes 69%  / Metacritic 63 / Box Office Mojo  B- 69vote)

Yahoo 予告編のリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿