2010年4月25日日曜日

タイタンの戦い

本日は雲一つない晴天で観光地 特に万博公園周辺は大渋滞

映画館までのシャトルバスの車内では中学生の女の子3人組のとめどないおしゃべりが続く

とりあえずわかったのは怪○くんのドラマの評判がすこぶる良くないということだ

あのドラマほど無駄なものはないらしいということを聴いて、逆に一度見たいと思った


巨匠レイ・ハリーハウゼンの81年公開版を見ていないので比較することはできないが、入れ替えで出てきたお客さんの「原作の方がいいわぁ」という声を耳にした時少し不安が頭をよぎった

3D吹替版”タイタンの戦い”を鑑賞
120席ぐらいの小さなスクリーンに8割強の入り

ストーリーとは関係ないが開始10分ほどでいきなり画面が一時停止 

館内がザワつく

すぐさまスタッフが説明「画面のサイズが間違っていたのでもう一度最初から始めたいと思います」

他の映画館だが”アバター”を観たときも音が止まるトラブルが・・・時間とお金を使って制作者の妄想の中へ入ろうとしている時に現実へ戻される感じ ついてないと思った


主人公ペルセウス役はDVDが発売されたばかりの”アバター”のサム・ワーシントン 

森の中を進むところやペガサスで空を駈けるシーンは”アバター”そのものではないかとツッコミを入れたくなる人も多かったと思う
ジン?とかいう死霊がでてくるが 顔(特に目)や雰囲気が”トランスフォーマー2”で見た悪い奴らにソックリなところは狙ってやっているのかもしれないと思えるほどだ

サム・ワーシントンを見ていると3回ほど行ったことのある居酒屋のバイトの兄ちゃんを思い出す 髪型や顔つき、体つきが似ているのだ 

ラストオーダー後 店の看板をさげる頃 兄ちゃんのゴミ出しの姿がサムがメデューサの首を袋にいれて現れるところと重複して見えたり、目を見たら石化するので見ないように慎重にメデューサの首を袋に入れるところを想像してしまい少し吹き出しそうになった

ストーリーは単純故に、引き込まれる要素も多分にある

監督が車田正美の聖闘士星矢をリスペクトしているので衣装も不思議な感じはするものの楽しめる

最大の見所は巨大なクラーケンが都市アルゴスを襲うシーン 

ただしロードオブザリング以降、目が肥えてしまっているのか3Dといえども物足りなさも少し感じる



インクレディブル・ハルクの監督というだけで見に行きたい!と思った”タイタンの戦い”
しかし
先にハードルが上がってしまっていたのか少し物足りなさを感じてしまったというのが正直な感想

見終わったあと 原作をDVDで見てみたいという衝動にかられた
去年”サブウェイ123激突”を見た次の日に”サブウェイ・パニック”のDVDをツタヤで借りた時と同じ



そして夜9時より梅田シネリーブル(レイトショー)で全く予備知識のない”トライガン 劇場版”を友達と鑑賞 公開2日目で20人弱しかおらずやや局所的な人気にとどまっているのか それとも宣伝不足なのかわからないが、安心して楽しめる娯楽作品で見ても損はないし個人的に”タイタン”よりこちらの方が満足度は高い 
  














追記:予算の都合、アバターのような完全な3Dでなくコンピュータによる2Dからの変換だそうです(竹内義和氏のTwitterより検索) 無理に3Dにしなくても良かったような気が少しだけします 

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