2010年8月13日金曜日

雑記(潜在意識のモンスター)

MM9の第6話 いつもなら何か口に入れながらポカーンと見ているのが、今回は前傾になってドライアイになるんじゃないかと思うぐらい瞬きをせず見た。ような気がする。DVD−BOXが欲しくなったというのがホントのところ。

MM9を見たいと思ったキッカケは総監督が樋口真嗣氏だから。碇”シンジ”の名前の由来でもあるほどエヴァの庵野監督と深い付き合いというのは有名な話らしく、84年ゴジラから25年以上も特撮/アニメに関わる一線級の監督だ。今回のラストで庵野監督が友情出演もしている。脚本は攻殻機動隊(映画)の伊藤和典氏。

信者の多い”禁断の惑星”(1956年)のオマージュが入った第6話 

アダムス機長が気特対オブザーバーの案野悠里(自発的でなく強制的に連れさられた感じだが・・・)モービアス博士役は3話にも出てきた謎の少女(橋本愛 映画”告白”ではじめて知った)

強大な力を手に入れたばかりに潜在的な憎しみをコントロールできなくなって、モンスターという形で具現化してしまい・・・というのが原作の話

ときに人の情念や想いが”モンスター”となって出現する・・・何か仏さんが成仏できずに幽霊になる話のようでもある。

既に陳腐化したストーリーかもしれない。しかし、非常に緻密な映像と描写、そして國村準 加藤貴子を筆頭にした卓越した演者。古い映像効果と対称のあたらしいモノへと生まれ変わったエピソードだった。



なんか写真ないと寂しいので追記

本文と関係ない(雑記なんで)ですが岡本太郎氏の”リオ”ちゃん かつて江坂のカーニバルプラザにあったもの(吹田市立博物館に移設されていた。)

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