今思い起こせば・・・
あの日は・・・そう少し焦っていたのかも知れない
G5につけるサウンドカードに切り欠きを入れるため、
押し入れで糸ノコを探していた。
「あれぇおかしいいなぁ・・・・どこにしまったっけなぁ」
時計の針は夜の7時10分を過ぎようとしていた。
糸ノコがないので作業ができない私は少しイライラしていたのかもしれない。
その時、閃いた。
(そうだ・・あのホームセンターなら 無料で貸してくれる)
早速、私はお腹に大きなポケットがあるパーカーをはおり
自転車に飛び乗った。その大きなポケットにサウンドカードを忍ばせていた。
ホームセンターは夜8時まで開いているのだ。そこには作業場もあり無料で工具も貸してくれるのだ。
(よし!閉店まで15分楽勝!楽勝!)
作業場の前で呆然と立ち尽くした。
立て看板に
『材料の持ち込みは堅くお断りします』
(なーに、ほんの5分・・・5分で終わるから・・大丈夫)
蛍の光が鳴り響くなか
私はその辺の木材を三つほど重ねて高さを確保して
その上にサウンドカードを置いた
そして壁に掛かっている糸ノコでA/B12・13のカットにとりかかった
慎重にそしてゆっくり前後にノコをひいていた
その時
背後に人の気配が・・・
店員「君、何切ってんの!!」
私は動揺してつい力が入ってしまい
なぜか足で木材を蹴っ飛ばした
ガリガリ、ガッシャーン・・・・
電解コンデンサーにノコが入り
基板の水晶がちぎれて陳列棚の彼方へ
「あーすいません」
「なんでもないんです」
「すぐ片付けますので・・・」
「ありがとうございました(>_<)」
水晶は行方不明、キズついた基板を
ポケットに入れて店内を後にした
私は300円のカードを犠牲に多くのことを学んだ
必ずカードに養生をするべし
糸ノコは人から借りて落ち着いてきるべし
さよならASOUND EXPRESS!
ありがとうASOUND EXPRESS!
山守さん・・・・弾はまだのこっとるがよ(仁義なき戦い)
次回
サウンドブラスター
LIVE編
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