2010年12月1日水曜日

雑記(最近見た映画)

近所のツタヤが先週閉店。直線距離で600m先に進出してきたゲオ(100円上等)による減益がひびいたのだろうか。邦画が充実している店舗だった。



















来月中旬TUTAYA店頭で販売される”発掘良品”全80作品掲載のガイドブックは購入する予定でいる。70年代〜80年代の洋画をサルベージする”発掘良品”は全体として店舗の売り上げにどれほど貢献しているのか不明だが、30代以降へのアピールとしては成功しているような気がする。店内の当該コーナーにいると30代〜50代の男性が多いようだ(夜8時〜9時 20人程がコーナーをチェックして、うち借りたのは2人)。レビューで高評価の作品は安心感もあり、2000年以降の映画への影響もかいまみれるので興味深い。



先週、西宮のTOHOシネマズで”ライトスタッフ”を鑑賞。

世界で初めて正式に音速を超えたテストパイロット、チャック・イエーガーとソ連に先を越されたアメリカの威信をかけたマーキュリー計画。それに参加した男達の物語。

孤高とは何か。心から尊敬できる人がいることで自身も成長できるという二つのポイントがこの映画の魅力のような気がする。

終盤デニス・クエイドがインタビューを受けるシーンで脳裏によぎったのは、この映画の3年後に公開される”王立宇宙軍”を企画した岡田斗司夫氏がかつてGyaoのひとり夜話で語った熱いレビューだった。


どうでもいい話だが、未DVD化「デッドマンズ・カーブ」で警備員がクスリをやってる学生を注意する際のセリフ「ハイになってチャック・イエーガー気取り(自分がテストパイロットになったつもり)で崖から飛び降りたら俺が困るからやめろ」云々。98年の映画だが、太田直子氏の訳ではチャック・イエーガーの文字は一文字も拾われていない。日米の彼の知名度の差はかなり大きいのか?とも思えるし単に字数の問題かもしれないけれど個人的にはかなり印象に残っているセリフである。


午前十時の映画祭”は大好きな作品をフィルムでそれも大画面&大音響で鑑賞できるということが年金生活に入った団塊の世代や高齢者の方を中心にウケており、来年2月5日より全国50劇場で今迄の50本(2001年宇宙の旅、バベットの晩餐会→ジュリア、ストリート・オブ・ファイヤー へと変更)+ 新たにセレクトされた50本が順次公開されることになっている。

新たに追加された中から一番観たいのは”ヤング・ゼネレーション”とブルーレイが発売されたばかりの”バック・トゥ・ザ・フューチャー”だろうか。

80年代生まれの知人が昔スターウォーズをリアルタイムで観たかったと言っていたが当時のお祭りのような雰囲気を体感したいという願いは決して叶えられない。でも「映画館でフェイバリットを複数人もしくは1人で浸って観る」を実現できるのはシネコンならではのアイデアと思われ感心させられた。

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